“resfeber”とは、スウェーデン語で “旅に出る前の、不安と期待が入り混じった気持ち” を意味します。
ベストセラーとなった『翻訳できない世界のことば』という本の中でも、紹介されている言葉です。
私が、この言葉をあえてサイトのタイトルに選んだ理由。
それは、私がこの言葉が大好きだから。
旅行好きの両親のもとに生まれ、
幼い頃から日本各地を旅してきた私にとって、
旅とは、無くてはならないもの。
無いと、困るもの。
旅に出る前の、あの高揚感と緊張感は、
私の命を、まるで血液のように今日も潤滑に回してくれるものであり
人生そのものなんです。
ある時、ふと思いました。
自らの人生を、心から満ち足りた気分で歩んでいる人は一体どれほどいるのだろうか。
人生は、もちろん楽しいことばかりではありません。
辛いことだって、山ほどあります。
むしろ、辛いこと、しんどいことの方が多いのかもしれません。
でも、そんな時にこそ、自分の人生を諦めないでほしい。
旅に出掛ける前の、不安で押しつぶされそうになりながらも、不思議と高揚感が優っていた時の感情を、忘れないでほしい。
また前を向くことを、諦めないでほしい。
そんな願いを込めて、サイトのタイトルは「resfeber」にしました。
読み方は、レスフェベールです。
書いた人

1994年神奈川県生まれ。25歳。青山学院大学文学部英米文学科卒業。在学中、イギリスのオックスフォード大学にて短期留学。株式会社JTBに新卒入社後、フリーランスの通訳案内士・ライターとして東京を拠点に活動中。国内は33都道府県、海外は8カ国(イギリス・スペイン・スウェーデン・デンマーク・フィンランド・韓国・台湾・香港)に渡航経験あり。「ひとりひとりがアーティストとして、自分らしさを体現できる空間を整える」をモットーとし、在日外国人アーティストの経済的独立支援に奮闘中。趣味は旅行、植物を育てること、美術館巡り。
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