こんにちは!
旅行好きの両親に恵まれ、これまでに訪れた都道府県は33県、渡航した国はヨーロッパを中心に8カ国。
大学卒業後は、大手旅行代理店に新卒入社、現在は通訳案内士として訪日外国人の観光案内に従事している生粋の旅ガール、Aiです。
今回は、イギリスに1ヶ月短期留学&北欧3カ国を1ヶ月一人旅した経験から、ヨーロッパ旅行に持っていくととっても便利な持ち物をご紹介します。
お忘れ物のないように!
2Lのペットボトルの水

ヨーロッパって物価が高いところが多いので、ただのペットボトルの水でも、結構なお値段がするんです。
特に、私の行ったイギリスや北欧は物価が高いことで知られているので、
500mlのペットボトルが250円近くするところも。
私たち日本人の感覚からすると、ちょっとびっくりしちゃいますよね。
同じお金ならば、現地の美味しいものやお土産など、そこでしか体験できないことにお金を割いた方がいいに決まってます。
目安として、1日500ml換算で、滞在日数に合わせて持っていきましょう。
1週間旅行するのであれば、2Lのペットボトルで2本あると便利です。
2本もスーツケースに入らない?
トラベラーの鉄則として、スーツケースの半分は空けておくべきです。
現地で素敵なものにふれ、そんなつもりがなくても、
気がつけばあれも、これも、と
いつの間にか手が伸びてしまうお土産。
半分空けた状態でいかなければ、たくさん買いすぎてしまったお土産を収納するスペースがなく、現地で新しくスーツケースなりバッグを購入するハメになってしまいます。
大丈夫です、行きはスペースをとっていても、帰りは空になりますから。
新聞紙

意外とあると便利なのが、この新聞紙。
というのも、海外では基本的に梱包をしてくれないんですよね。
例えば、可愛いグラスやマグカップなど、割れ物を買ったとき。
日本だと、店員さんが新聞紙やミラーシートにくるんでくれますが、海外だとそうはいきません。
ヨーロッパは環境意識が高く、エコの意識が日本とは比較にならないぐらい国民レベルで浸透しており、包装を断る消費者が増えています。
なのでそれに比例する形で、一切梱包をしない店舗も増えているのです。
せっかく可愛いマグカップを買ったとしても、きちんと梱包できていなかったばっかりに、スーツケースを開けたら割れていた、なんて事態は悲しすぎますよね。
新聞紙は、必ず一掴み持っていきましょう。
また、実はお土産を包む以外にも、様々な用途で使えます。
例えば、ホテルの部屋の床が汚かったとき。
スーツケースを広げるのがはばかられるような時に、新聞紙はブルーシートのような役割を果たしてくれるので、とっても便利です。
私が香港のあるホステルに泊まった時、床があまり綺麗でなかったんですよね。まあ、日本が綺麗すぎるというのもあるのですが。
新聞紙を持っていてよかった、と心から思った瞬間でした。笑
使い終わったら、ゴミとして置いてくればいいわけですし、スーツケース内でさほどスペースを取るものでもありません。
適当な量を、ガサッとつかみ、スーツケースに忍ばせておくようにしましょう。
衣類用消臭スプレー

長期滞在には、必要不可欠のアイテム。
それが、この「衣類用消臭スプレー」です。
「海外で洗濯をした際、勝手がよくわからず、乾燥機までかけれなかった」
または
「乾燥機にかけたのに、きちんと乾いていなかった」
なんてケースは往々にしてあります。
乾かなかった衣類は、どうなるでしょう?
ホテルの部屋で室内干しすることになるのですが、曇り空のどんよりとした天気が実は多いヨーロッパ。
生乾きになってしまい、匂いに悩まされることも少なくありません。
私も、イギリスの寮に滞在していた頃、洗濯物がなかなか乾かず、消臭スプレーを使いまくっていました。寮内の友達にもありがたがられ、貸していたほどです。笑
また、ヨーロッパですと、ベッドで寝る時以外はずっと靴を履いていることが多いため、変な話、足の臭いも気になるかもしれません。
そんな時も、この消臭スプレーをかけてしまいましょう。笑
一つあるだけで、とっても便利な衣類用消臭スプレー。
スーツケース内で漏れないように、万全の対策をした上で、是非とも1つは持っていくようにしましょう。
厚手のセーター

日本と緯度が同じでも、湿度があまりなくカラッとしているので、過ごしやすいことが多いヨーロッパ。
夏でもそこまで暑くならないのは、とても嬉しいポイントなのですが、その反面、夜が結構冷え込んだりするんです。
私がイギリスに滞在していたのは8月中旬〜9月中旬頃でしたが、夜や早朝はびっくりするぐらい、空気がひんやりしていました。
スウェットやパーカーはいくつか持って行ったものの、そこまで寒いだなんて予想していなかったので、全く足りません。
寮内の友達と、慌てて近所のGAPにパーカーを買いに行った思い出があります。
可愛いイギリス国旗柄のパーカーが手に入ったので、それはそれで良かったのですが、、出来るならば予期せぬ出費は事前に抑えたいところですよね。
渡航する時期にもよりますが、厚手のアイテムはせめて3〜4枚忍ばせておくようにしましょう。
ここで、パーカーではなくあえて「セーター」がオススメな理由はもう一つ。
実は、先ほどもご紹介したように、壊れやすいお土産を包む”梱包”アイテムとしても使えるんです!
例えば、グラスやカップなどの割れ物だけでなく、クッキーなどの食品にも使えます。
まあ、食品はスーツケースに入れてしまうのではなく、機内に持ち込んだ方が手荒に扱われる心配もなくて安心なのですが、、
「持ち込み荷物もパンパンで入らない!」
なんてことも往往にしてあるかと思いますので。
そんな時に、この「ざっくりとした編み目の厚手のセーター」というのは
大活躍するんです。
一枚持っていっても損はないです。
「でも、セーターはスーツケース内でかさばる!」
というのであれば、100円ショップの「衣類圧縮袋」に入れちゃいましょう。
こちらに入れてしまえば、スーツケース内で場所を取ることもありませんよ。
さいごに

いかがでしたでしょうか?
「こんなことなら、持って来ればよかった!」
なんて事態を避けるためにも、
余裕があれば是非とも持参するようにしましょう。
楽しい旅になりますように!
この記事を書いた人

1994年神奈川県生まれ。25歳。青山学院大学文学部英米文学科卒業。在学中、イギリスのオックスフォード大学にて短期留学。フリーランスの通訳案内士、ライター。趣味は旅行、植物を育てること、美術館巡り。海外は8カ国(イギリス・スペイン・スウェーデン・デンマーク・フィンランド・韓国・台湾・香港)に渡航経験あり。モットーは、「ひとりひとりがアーティストとして、自分らしさを体現できる空間を整える」。
Instagram@tokyohiddengems